Review素晴らしい映画です。何度見ても食い入るように見てしまいます。主役のこねこ、チグラーシャも勿論かわいいですが、チグラーシャが大都会に迷い込んだ末に辿り着くねこ好きの独身男性の、たくさんの猫たちが最高です。勇猛果敢にチグラーシャを助けてくれる堂々としたワーシャ、芸達者で可憐なジンジン、芸達者で敷き物が好きなイザウラ、きれいなブルーのふさふさの毛に、赤い舌をいつも出しているペルシャ猫のシャフ、近所からいつも遊びに来るプショーク(表情が好き!)、ちゃっかりもののペルシーク…。みんな個性があって、画面の中で実にのびのびと自然に振舞っています。それなのに場面場面の表情が伝わってくるのは、実は驚異的な演技力の持ち主なのでしょうか??
これらの猫の飼い主、フェージャも素晴らしいです。演じるアンドレイ・クズネツォフは、ボリショイサーカスの珍しい猫使いだそうですが、これほど自然に温かく猫たちと接することができるなんて、うやらましくて見とれてしまいます。猫たちとの芸も驚異的。チグラーシャの飼い主の家族(幼い姉弟と両親、おばあちゃん)も素敵です。ストーリーも、単純ながらとても心に沁みます。とにかく全篇素晴らしいシーンばかり。猫が好きな方は勿論、そうでない方にも、ぜひお勧めします。